くぼみ目を改善する治療の症例解説です。
(症例写真へのご協力、誠にありがとうございます。)
くぼみ目へのヒアルロン酸や脂肪注入は、入れる場所を間違えると目を開けた時は気付きませんが、目を閉じると入れたヒアルロン酸や脂肪が浮き出て凸凹してしまいます。
このように入れているドクターが多く、「直後は凸凹しますが、そのうち馴染んできます。」と説明されているようです。
私の入れ方では、直後から目を閉じた状態でも凸凹はありません。
症例とともに説明していきます。
症例について
30代女性。目の上のくぼみの治療をご検討されておりましたが、ヒアルロン酸や脂肪注入を行っているクリニックでも「目の上のくぼみ」は行っていないところが多く、私のブログをご覧になってくださり、当院にご来院いただきました。
確かに、目の上のくぼみは、他の部位よりテクニックが必要ですので行っているクリニックは少ないようです。
症例写真
治療前の状態
目の上のくぼみは1日の中で朝は膨らんでいても、夕方にかけて窪んでくることがあります。夕方に治療を行いましたので、「朝はもう少し膨らんでいる」とのことでした。
よって、朝膨らみすぎないように、やや控えめで注入することとしました。
治療直後
左右の目の上のくぼみにヒアルロン酸を入れています。
左右1箇所ずつ針穴はできますが、直後から凸凹なく適度に膨らみました。
(慎重に行いますが、右目の針穴付近から少し出血したためやや腫れています。)
入れたヒアルロン酸は水分を吸収して少し膨らみます。夕方の治療であることも考慮してこれくらいの量がちょうどいいかと思います。
また、くぼみ目の治療をすると、二重の幅は必ず狭くなります。今回もやや狭くなっています。
治療前後の比較動画、写真
目を閉じた時の凸凹がないことがわかると思います。
(右目の針穴付近から出血したので少し腫れています。)
他院の動画や写真では、目を閉じたときに凸凹があることが見受けられます。症例をご覧になる時の参考にされると良いでしょう。
くぼみ目の注入治療について
- 正しい場所に注入することが難しいとされる治療です。
- 間違った方法で行うと、直後から凸凹したり、目を閉じた時(自分では分からないので、他人に指摘されることが多いです)に注入したヒアルロン酸や脂肪が浮き出たりしていることがあります。
- 時間はややかかりますが、丁寧に正しい方法で行うと、直後から凸凹せず、また、治療の安全性を高めることができます。
- 注入されたヒアルロン酸は、1~2年以上かけてゆっくり吸収されます。
脂肪注入であれば、一度定着した脂肪は吸収されません。
治療概要、合併症について
治療概要
- 治療名
- くぼみ目(上眼瞼)へのヒアルロン酸注入
- 費用概算
- 110,000円(税込)
- 患者様属性(治療時)
- 30代女性
合併症、副作用、リスク(カッコ内は私の経験)
- 皮下出血(ほぼありません。)
- むくみ(翌日にかけ、やや目元がむくむことがあります。)
- 腫脹(ほぼありません、飲酒や激しい運動はしばらく控えてください。)
- 感染(ありません。)
- 塞栓症(ありません。)
- 凸凹(できるだけ起こらない方法で行っており、ほぼありません。)
- 入れすぎ、足りない(治療後に鏡をご覧になっていただき確認しています。)
- 傷あと(針穴だけで目立ちません。)
- 二重の幅が狭くなる(個人差はありますが、狭くなります。)
その他詳しい内容(その他の症例写真、ダウンタイム、料金など)
くぼみ目ヒアルロン酸をご覧ください。
ヒアルロン酸注入をご覧ください。
その他のブログ
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