目元の印象を大きく左右する “目の下のくま”
今回は下眼瞼脱脂による改善症例をご紹介します。
症例のご紹介
今回ご紹介するのは、40代男性の目の下のくまにお悩みの患者様です。
目の下の脂肪の膨らみが大きく、その下にはくぼみと皮膚のゆるみが見られる状態でした。一般的には、皮膚切除と脂肪移動を伴うハムラ法が適応となるケースです。場合によっては脱脂と脂肪注入を組み合わせた治療を行うこともあります。
しかし当院では、まず下眼瞼脱脂のみを行い、その経過を見ながら必要に応じて後日に注入治療などを追加する方針を取ることが多くあります。満足いただける場合は、追加治療を行わないケースも少なくありません。
今回の治療内容
まずは下眼瞼脱脂のみを施行しました。
治療前 → 治療1ヶ月後
膨らんでいた脂肪はほぼ解消され、すっきりとした印象になりました。ただし、皮膚のたるみとくぼみは残存しているため、100点満点の仕上がりというわけではありません。
ハムラ法や脂肪注入は、ダウンタイム・費用を理由に踏み切れない方も多く、まずは脱脂だけでもやってみたいというご相談はとても多いです。
今回のように、脱脂のみでは難しいと思われるケースでも、一定の改善が見込める場合があります。治療選択の参考になれば幸いです。
治療概要
- 治療内容：下眼瞼脱脂（脂肪除去） 重症
- 費用：330,000円（税込）
- 患者様属性：40代 男性
合併症・副作用・リスク
- 皮下出血：時々出現します。
- むくみ：翌日にかけて軽い浮腫みが出ることがあります。
- 腫脹：必ず出現します。飲酒や激しい運動は控えてください。可能であれば腫れを抑えるためテープ固定を行います。
- 感染：経験上ほとんどありません。
