鼻のヒアルロン酸注入

眉毛の高さから鼻根部にかけて、緩やかに低くなり、鼻根部から真っ直ぐに高くなるのが美しい鼻の形です。

他院で治療して「アバター鼻」になってしまい、当院で修正して欲しいとご相談に来られる患者様がたくさんいらっしゃいます。

20代女性の患者様の症例をご紹介します。
こちらの方は他院で、定期的に複数回、鼻にヒアルロン酸を注入していました。
一回あたり、1cc注入していたようですが、一回に1ccも入れるのはかなり量が多いです。

アバター鼻とは、鼻根部の高さが眉毛の高さ（眉間部）と同じくらいになってしまい、額から鼻が生えているような不自然な形になってしまっているものです。

こちらの患者様は正面から見ると、鼻根部付近の鼻の横幅がかなり太くなっています。

入れ過ぎてしまっているヒアルロン酸を溶解します。

治療前の状態は、鼻根部（赤矢印）にヒアルロン酸を入れすぎてしまい、鼻根部の高さが眉毛の高さ（眉間部）と同じくらいになってしまい、鼻筋にかけて一直線の形になっています（緑矢印）。

溶かした後のように鼻の形は、眉毛の高さから鼻根部にかけて、緩やかに低くなり、鼻根部から真っ直ぐに高くなる（青矢印）形が美しいです。

正面から見ると、鼻根部付近の鼻の横幅がかなり太くなっています（赤矢印）。
ヒアルロン酸を溶かすことで太く見えた鼻が、細くスッキリしました（青矢印）。

正しい位置に注入

日本人の顔の作りを理解して、不自然にならない位置に注入します。

自然なカーブ

眉毛の高さから鼻根部にかけて、緩やかに低くなり、鼻根部から真っ直ぐに高くなるように注入します。

根幹部が太くならないように

根幹部が太くなると取って付けたような印象になります。
すっきりとみせる形が美しいです。

アバター化してしまうのは、担当医師の技術の問題です。ヒアルロン酸を適切な位置に適切な方法で注入するとアバター化することはありません。
また鼻へのヒアルロン酸注入は、血管にヒアルロン酸を誤って注入してしまうと失明などの危険性がある治療です。簡単そうな治療ですが、意外と神経を使う治療です。
当院では、安全性と美しさにきちんと配慮して治療を行なっていきます。