当院のQルビーレーザーでのADM治療経過のお写真です✨
症例写真へのご協力、ありがとうございます!
20代から頬にシミが気になっていたとのことで、ご来院されました。
ADMと診断し、照射2か月前からシナールとトラネキサム酸内服のプレトリートメントを行い、両頬にレーザー照射しています👩🏻⚕️
効果のご実感あり2回目の照射は希望されず、このまま経過をみています🍀
ADMとは
後天性真皮メラノサイトーシス acquired dermal melanocytosis(ADM)は、頬やこめかみや鼻根部などにみられる灰褐色の色素斑です。
10代後半から30歳代にかけて発症し、多くは20歳以上にみられます。
ADMの原因は不明ですが、「シミ」と違い、皮膚の深い部分(真皮)に色素細胞と色素沈着がみられるため「アザ」と呼ばれることもあります。
治療はQスイッチレーザーのみ、となります。1回の照射ではすべて除去できないことも多く、再照射は6か月あけてから行います。
「シミ」を主訴に来られる患者さまの中に、このADMが含まれていることも多々あり、ゼオスキンではADM治療はできません。ただし、ADMの上に肝斑があったり、そばかすや日光性色素斑が散在していたりと、ひとりのお顔の中にいろんな「シミ」が合併していることが多いので、まずは診察させていただいて、治療方針を決めていきましょう。