くぼみ目を改善する治療の症例解説です。
症例について
60代女性で、目元の凹みの治療を行なっています。ヒアルロン酸を注入を行い、凹みを改善しています。
症例写真
治療前→治療直後
くぼみが強く、左目は軽度の眼瞼下垂があり治療が難しいケースです。
自然に目の上のくぼみが改善し、消失していた二重まぶたが復活して美しい目元になっています。
眼瞼下垂を改善する方法も考えられますが、患者さんのご希望でヒアルロン酸注入を行なっています。「目の上のくぼみにヒアルロン酸注入を行うと瞼が重くなる。目が開けづらくなる。」と説明するドクターもいるようですが、きちんと適応のある患者さんを選び、適切に治療をすればこのように瞼が重くなる、目が開けづらくなることはありません。
動画を見るとわかるかと思います。
目を閉じた状態では、不自然な盛り上がりは無く、針穴は目立たず、内出血もありません。
くぼみ目の注入治療について
くぼみ目へのヒアルロン酸や脂肪注入は、入れる場所が浅いと目を開けた時は気付きませんが、目を閉じると入れたヒアルロン酸や脂肪が浮き出て凸凹してしまいます。
このように入れているドクターが多く、「直後は凸凹しますが、そのうち馴染んできます。」と説明されているようです。
私の入れ方では、直後から目を閉じた状態でも凸凹はありません。
時間はややかかりますが、丁寧に正しい方法で行うと、直後から凸凹せず、また安全に行えます。
ほぼヒアルロン酸1本で十分足りることが多いです。一回で2本以上使用することはありません。
今回の長期経過で報告したように、本来注入されたヒアルロン酸は、1-2年以上かけてゆっくり吸収されるものですが、3-4年経っても良い状態がキープされていることが多いです。
注入後長期間経過しても合併症は現時点でありません。
治療概要、合併症について
治療概要
くぼみ目へのヒアルロン酸注入。
費用110,000円（1本）
合併症、副作用、リスク（カッコ内は私の経験）
- ・皮下出血（ほぼありません）
- ・むくみ（翌日にかけ、やや目元がむくむことがあります）
- ・腫脹（ほぼありません、飲酒や激しい運動はしばらく控えてください）
- ・感染（ありません）
- ・塞栓症（ありません）
- ・凸凹（できるだけ起こらない方法で行っており、ほぼありません）
- ・入れすぎ、足りない（治療後に鏡をご覧になっていただき確認しています）
- ・傷あと（針穴だけで目立ちません）
- ・二重の幅が狭くなる（個人差はありますが、狭くなります）
この治療についてさらに詳しく
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セイコメディカルビューティクリニック 曽山浩輔
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