本日は多汗症に対しての「ボツリヌストキシン注射」のご紹介です。
ボツリヌストキシン注射は安価で治療でき、腋だけでなく手の平や足の裏など、多汗で気になる部分に注射することができます。
効果は約半年（個人差があります）ですが、汗腺など身体の組織に影響を出さずに、汗の出る時期だけ手軽に汗のコントロールをすることが可能です。
また治療の時間も短く、ダウンタイムなどの支障がないのもポイントです。
ボツリヌストキシン注射で何で汗を抑えられるの？
ボツリヌストキシンは以前から眼科、神経内科の領域で眼瞼、顔面麻痺などの治療に用いられてきた成分です。
当院で使用しているボツリヌストキシン製剤は安全性の高い製剤を使っております。
ボツリヌストキシン注射を手のひらや腋の下に注入することで汗を出す信号（アセチルコリン）を阻害し汗の分泌を抑え、過剰な汗の分泌をブロックして多汗症の症状を改善し、同時にニオイも軽減する事が出来ます。
汗腺を取り除くわけではないので効果は永続的なものではありませんが、約半年（個人差があります）ほどは汗の量を抑えることが可能です。
- 服に汗ジミができる
- 腋汗が垂れてくることがある
- 緊張時に汗が止まらない
- 手汗で物をつかんだときにすべってしまう
- 軽度のワキガな気がする
このようなお悩みの方はぜひご相談ください。
その他、手・足多汗症用の外用薬も販売しています。
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