いつでもできる“経穴(ツボ)押し”でクマと眼精疲労をケア
道具を使わず、いつでもどこでも簡単にできる経穴(ツボ)押し。
目のクマや眼精疲労のケアに役立つセルフケアとして、とても取り入れやすい方法です。
経穴(ツボ)押しとは?
東洋医学では、体には361個の経穴(ツボ)があるとされ、14本の経路(経絡)を通じて臓器とつながっていると考えられています。
経穴を刺激することで、対応する臓器や筋肉の不調を整え、血流改善や疲労緩和をサポートします。
目の周りにある6つの経穴
目周りには、クマや疲れ目に役立つ経穴が6つあります。
- しちくくう(糸竹空): 眉尻のくぼみ
- さんちく(攅竹): 眉頭の内側のくぼみ
- せいめい(晴明): 目頭と鼻骨の間のくぼみ
- きゅうご(球後): 目尻下の骨のくぼみ
- どうしりょう(瞳子膠): 目尻のくぼみ
- しょうきゅう(承泣): 瞳孔の真下、眼窩の縁のくぼみ
ツボ押しのやり方
- 人差し指または中指の腹で、やさしく押す
- 痛気持ちいい程度の弱い刺激にする
※強く押しすぎない・皮膚をこすらないことが大切です。摩擦は肝斑や小じわの原因になります。
効果を高めるコツ
蒸しタオルやホットアイマスクで目元を温め、血流が良くなった状態でツボ押しを行うと、より効果が高まります。
入浴中に行うのもおすすめです。
美容鍼も効果的なクマ改善アプローチ
美容鍼は、東洋医学に基づき自然治癒力を高める施術です。
鍼による微細な刺激で真皮層の細胞が活性化し、コラーゲン・エラスチンが生成され、肌のハリや血行改善が期待できます。
青クマへのアプローチ
青クマは血行不良によって起こるため、血流を改善するツボや、自律神経のバランスを整えるツボに鍼を行います。
冷えや疲労が蓄積しやすい方にも効果的です。
茶クマへのアプローチ
こする習慣などによる色素沈着が原因です。
美容鍼でターンオーバーを促し、沈着したメラニンや厚くなった角質の改善を目指します。
黒クマへのアプローチ
黒クマは、目の周りの筋肉の衰えやたるみによる影が原因です。
眼輪筋・前頭筋・側頭筋などに鍼を行い、筋肉の引き締めとリフト効果をサポートします。
まずはセルフケアから。改善が難しい場合はご相談ください
クマの改善には日々のセルフケアも大切ですが、原因は複雑で、セルフケアだけでは難しい場合もあります。
当院では外科的施術・美容鍼・スキンケア・レーザー治療など、多彩な治療方法をご用意しています。
「何をしたら良いかわからない」「自分に合った治療を知りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
お一人おひとりの状態に合わせて、最適な治療をご提案いたします。