ニキビはなぜできるの?
ニキビは毛穴に皮脂や角質が詰まることが主な原因です。詰まりが生じる背景には、睡眠不足・ストレス・ホルモンバランスの乱れ・食生活の偏り・誤ったスキンケアなど、日常的な要因が関係しています。
また、思春期には皮脂分泌が活発になるため、特に額や鼻周りにニキビができやすくなります。
ニキビができる仕組み
皮脂や角質で毛穴がふさがると、内部でアクネ菌が増殖し、炎症が起こります。
皮脂腺が多い顔や背中は特にニキビができやすい部位です。
ニキビの種類と特徴
まだ目に見えない初期の状態で、毛穴の中で角質や皮脂がたまり始めています。
放置すると炎症性のニキビに進行するため、早めのスキンケア見直しが大切です。
毛孔部分の角質が厚くなり、皮脂が毛穴内に溜まり始めた状態。皮脂がスムーズに排泄されずに、毛穴が大きくなって皮膚がふくらんできます。
毛穴を塞がないように、シャンプーやリンス、ファンデーション等が皮膚に残らないようにしっかりと洗い流しましょう。
皮脂の分泌が増えることでも毛穴を塞いでしまうのでオイルコントロールも非常に重要です。お肌が乾燥するとバリア機能が下がるのでノンコメドジェニック製品で保湿しましょう。
面ぽうから皮脂が押し出され、毛穴入り口が開き酸化することで黒く変色している状態。
小鼻の毛穴が角栓(コメド)でつまり、黒いツブツブが出来てしまう状態(イチゴ鼻)も黒ニキビの一種です。
黒ニキビは見た目にもとても気になるので、つい指で押し出してしまいたくなりますがやめましょう。
無理にとれた角栓の痕がピック型のホールになってしまったり、炎症を起こしてニキビが悪化してしまったりします。
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アクネ菌が増殖し、炎症を起こして赤く腫れた状態です。
この段階では早めに皮膚科での治療を受けることが重要です。
当院では、皮膚科専門医による保険治療にも対応しています。
症状に応じて、保険内の薬・自費治療のどちらが適しているかを判断します。
赤ニキビの炎症が進行し、膿が溜まって黄色く腫れ上がった状態です。
自分でつぶすとニキビ跡やクレーターの原因になるため避けましょう。
早い段階で医療機関でのケアを受けることで、痕を残さず改善が期待できます。