日本アンチエイジング外科学会主催の医師向けセミナー、ライブサージェリーを行いました。
第4回 メディカルビューティ Live Surgery


DR.曽山の福岡ライブ講習会
セミナー講演
- 第4回 メディカルビューティ Live Surgery
2021年9月5日(12月12日に延期)
日本アンチエイジング外科学会主催
第4回 メディカルビューティ Live Surgery
DR.曽山の福岡ライブ講習会 初心者から学ぶ低侵襲術 No.2
(医師向けセミナー/ライブサージェリー)
講師 美容外科専門医 曽山浩輔
内容「埋没法による二重まぶた治療、上眼瞼脱脂、眼瞼下垂などについてと、一つ一つの手技の細かい解説」
日本アンチエイジング外科学会主催による医師向けセミナーにて、ライブサージェリーを実施いたしました。
おかげさまで定員ほぼ満席となり、ご参加いただけなかった先生方にはお詫び申し上げます。
午前の講義では、以下の内容について解説しました。
- 埋没法による二重まぶた治療
- 上眼瞼脱脂および眼瞼下垂に関する手技
- 切らない眼瞼下垂手術との組み合わせによる自然な目元の形成
- ヒアルロン酸注入や糸リフトにおける若返り治療の設計と注入技術のポイント

午後は3例のライブオペを行いました。
- 若年者・高齢者それぞれ1例ずつの二重まぶた治療
- 顔全体の若返り治療1例
二重治療では、瞼板法および瞼板上端固定法を用い、麻酔・糸の掛け方・結び方・テンションの調整など、細部にわたる実技を解説しました。
若返り治療では、ヒアルロン酸注入の難所やスレッドリフトの挿入テクニックに重点を置き、特に目の下やくぼみ目といった難しい部位に関して多くのご質問をいただきました。
講義では「正しい場所にヒアルロン酸を注入することの重要性」を強調し、実演を交えてご説明しました。
正しい注入位置を理解し実行するには、解剖学的な知識と、外科的な技術に基づいた適切なカニューレや針の使用が不可欠です。

実際に参加された先生からは、「これまで多くの施術を見てきたが、正しい部位にヒアルロン酸が注入されていることを初めて確認できた」という声もいただき、大変有意義な機会となりました。
正しい美容医療の普及を目指して
私がこのようなセミナー活動を行う目的は、正しい美容医療を広めることにあります。
現在も、以下のような不適切な美容医療が実際に行われている現状があります。
- 安い広告をみて受診したのに「あなたにはこの術式はできない」と高い施術を勧められる
- おでこに不必要に多い本数のヒアルロン酸を注入する
- 鼻への過剰なヒアルロン酸注入(1cc以上)
- 目の下に繰り返し注入し、顔が不自然に膨らんだ「ヒアルロン酸顔」になる
このような誤った治療は、モラルの欠如や、技術・知識不足に起因するものです。
微力ながら、私のセミナー活動を通じて正しい知識と技術を伝えることで、健全な美容医療の普及に貢献できればと考えております。