エクロックゲル(原発性わきが多汗症治療薬)

エクロックゲルとは?

エクロックゲルは、日本初保険適用の原発性腋窩多汗症用外用剤です。
アプリケーターにより薬液に触れずに塗布可能なのでとても塗布しやすいのも特徴です。
発汗重量及び自覚症状の指標としたHDSSを、基剤群と比較して有意に改善したことが検証試験にて確認されています。
有効成分であるソフピロニウム臭化物が、エクリン汗腺に発現するムスカリン受容体サブタイプ3(M3)と結合し、発汗シグナル伝達を阻害します。

有効成分が皮膚から浸透して、エクリン汗腺の交感神経から発汗の司令を受け取る部分をブロックすることで、発汗を抑えることが期待できます。

使用方法

1日1回、両わきへの塗布します。
水平にしたアプリケーターの上面にエクロック®ゲルをのせて、わきの下に塗布します。
両脇に1プッシュずつの量を塗布してください。その際は、かならずアプリケーターをしようして手に薬剤が付着しないようにしましょう。

薬剤が乾くまでは寝具や衣服が触れないように注意してください。
使用後のアプリケーターに残った薬液は、ペーパーなどでていねいに拭き取るか、水で洗い流してください。

エクロックゲル

エクロックゲル

適応

12歳以上の原発性腋窩多汗症の方

副作用

国内第Ⅲ相比較試験において、副作用発現頻度は本剤群で141例中23例(16.3%)でした。主な副作用は、適用部位皮膚炎9例(6.4%)、適用部位紅斑8例(5.7%)及び適用部位そう痒感3例(2.1%)でした。
国内第Ⅲ相長期投与試験において、副作用発現頻度は、本剤が投与された2群合計185例中78例(42.2%)でした。主な副作用は、適用部位皮膚炎51例(27.6%)、適用部位湿疹13例(7.0%)、適用部位紅斑11例(5.9%)、適用部位そう痒感6例(3.2%)、散瞳3例(1.6%)及び霧視1例(0.5%)でした。