「手汗」に対する日本初の保険適応外用薬のご紹介です👩
手汗でお困りの方へ
専門用語では「原発性手掌多汗症」といい、12歳以上から処方可能です。
有効成分が手のひらの皮膚から吸収され、皮膚の下にある交感神経から出される発汗を促す物質をブロックすることで、過剰な発汗を抑えることが期待されます。
使い方と注意点
1日1回、就寝前に適量（5プッシュ）を両手のひらに塗り、翌日起床後に洗い流します🚿
お薬が乾くまで寝具などに触れないようにして、塗ったあとは起床後手を洗うまで、塗った場所以外（眼など）に触れないように注意してください！
すっと乾くというよりは少しぺたぺたした使い心地ですので、寝る前の準備は全て終えてからご使用くださいね（寝る前のスマホは塗布前までにお済ませください）⚠️
最後に
新薬のため、1回につき2週間分（2本）までの処方になります。保険治療は福岡院のみです。
最近、保険診療で汗の治療薬が続々と出てきており、治療の幅がさらに広がっています。
上記は汗を出す指令をブロックするお薬ですが、そのほか当院では、QUADAYS（医療機関専売品）、パースピレックス（汗の出口をふさぐ製剤）、ボトックス（注射）があり、こちらは自費治療になります。
汗のお悩みは皮膚科で相談してみましょう🍀